近頃の若い者は・・・|シニア層の本音
群れることが好きな団塊世代にとって団体から「遅れること」は最も恐怖に感じることである。自分が人よりも半歩先に出るのは好きだが、遅れることは納得行かない。
これが70歳を過ぎた辺りから「無理して若い子と一緒に行動しなくても・・・」となるのだが、体力が未だ残っている60歳代までは「若くありたい」という気持ちが強い。
「近頃の若い者は」というセリフは、時代についていけないシニアをあらわしていると「考えられる」代表的な言葉である。自分たちが若い頃に「イマドキの若い者は」と言っていた人を「乗り遅れた人だ」と考えたように、自分たちもそれを言ってしまったら乗り遅れるという恐怖感があるのだ。
そのため、たとえ若者に気に入らない部分があっても、それを批判することはせず、「イマドキの若い人はそうなんだ」と納得し、「若い人を理解できる自分は若い」と思い込むようにするのである。

約半数の人が「近頃の若い者は、という言葉を使わない」と回答している。自分の生活、行動、考え方にあまり自信がないため、どうも「若者=時代」に弱い。シニア層の闇の部分とも言える。
ちなみに、男女では男性のほうが「言わない」と回答した比率が高い。反面、自分の世界を持っているシニア層は「近頃の若い者は、という言葉を使う」と回答した人が多かった。



