若者と話すのは楽しい|シニア層の本音
若く見えることと若者と交流することは別物である。
若者と話すことの意味は人によっていろいろある。刺激になる、という方も多いが、若い人と話すことによって、自分が時代から置いていかれていないということを確認する人もいる。
また、自らが若者と話が合うということを根拠に、「自分は若い」と考えている人が多い。そのため、若者と話すことは楽しい、となる。
若者と話すのが楽しいのは、彼らから得る情報によって「自分の若さをアップデートできる」から、また、新しい知識を取り入れることによって自分も若くあるとういことを認識するためである。
多くのサービスがシニア向けとしてしまうことで失敗してしまうのは、彼らのアップデート願望を読み込めていないからに過ぎない。

下記の図は男女50歳以上の「若者と話すと楽しい」に対する回答である。女性のほうが「はい」の比率が高く情報に対して貪欲であることが伺える。

「若い人と話すと刺激になっていい」(64歳女性)「若い子と話していると若返る」(63歳女性)という若さを吸い取るパワーを持つ一方で男性の場合は「若い人と話すと食事をおごらなくちゃいけないから面倒くさい(68歳男性)」「若い人と話すと話が合わなくて疲れる」(63歳男性)「やっぱり同年代と話すほうが落ち着く」(64歳男性)などというネガティブ意見も挙げられる。自分は若いと思っているし、自分の考え方も「古臭くない」と考えている。しかし、実際の若者の中に入ってしまうと疲れてしまうので、たまに会話をして刺激を受ける、という程度のほうがいい。アップデートは絶えずし続けるものではないのである。
あなたは若い、ということを再認識させ、かつ疲れさせない。そんなサービスがシニア層には望ましいのではないだろうか。


