2005年1月7日 日経産業新聞 18面に掲載
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会員組織発足 パソコン指導や介護
京王電鉄は沿線のシニア層向けに生活密着型のサービスを展開する。 「アクティブシニア」と呼ばれる消費意欲の高い五十〜六十歳代を対象とした会員組織を発足。 沿線住民によるサークル活動などを支援しながら、生活関連サービスの需要を開拓。訪問介護のケア21など十五社と協力して各種サービスを提供、沿線の顧客を囲い込む。
| 支援メニュー | 協力会社 | 主なサービス内容 |
|---|---|---|
| 医療相談 | ティーペック | 主治医以外からのセカンドオピニオンの提供・紹介 |
| 介護 | ケア21 | 電話での無料介護相談など |
| 健康・美容 | タラソシステムジャパン | 海藻などを使った健康・美容プログラムの提供 |
| セキュリティー | セントラル警備保障 | 短期間限定の家庭向け警備 |
| 家事代行 | ミニメイド・サービス | 献立の立案、台所の掃除など |
| 旅行 | 京王観光 | 旅行の相談、手配 |
| 葬祭 | 公益社 | オリジナルの葬儀企画など |
| パソコン教室 | マミオン | 初心者向けにパソコンの操作指導 |
趣味などを通じたシニア層の仲間作りを支援する会員組織「京王それいゆ倶楽部」をこのほど設立した。 コーラスなどの活動を支援するほか、健康関連のセミナー開催などを通じて三年後をメドに一万人の会員を集める方針。 会費は月額千円。会員向に生活支援サービスも提供する。
新組織の協力企業は住友信託銀行、ワコール、オムロンなど十五社。 具体的なサービス内容が決まっている企業としては、健康相談サービス大手のティーペック(東京・千代田)や高齢者向けパソコン教室のマミオン(東京・新宿)などがある。 京王電鉄は一部の企業からは手数料を徴収し、組織運営に充てる。
「京王それいゆ倶楽部」は第一弾として二十日、京王プラザホテル(東京・新宿)でフォーラム「じぶん新発見のための学びの会」を開催する。 今春をメドに特定非営利活動法人(NPO法人)の「知的な自分づくりネットワーク」を発足させ、各サークルの運営を支援する。
京王沿線地域の人口は約百万人。京王はシニア市場は三十万人規模と想定、新組織をテコに市場開拓に着手する。 まずグループ外企業の協力を得て、沿線のシニア層を囲い込み、その後に流通、ホテル、旅行などグループ企業が手掛ける各事業との相乗効果をあげて、沿線事業の強化につなげる考えだ。